アカウンタビリティ

私たちは子どもから大人になる成長の過程で「自立」する事を一つの目標にします。

親は、子どもが成長するまで成長してからも愛情をかけ、様々に自立へのサポートをするものですが、では自立への過程はどのように為されどういう状態を目指すものなのでしょうか。そのメカニズムや方法をどれだけの人が理解し実践しているでしょう。

「自立」とは何か、辞書を調べると、

他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに存在すること。「精神的に自立する」
支えるものがなく、そのものだけで立っていること。

と書かれています。

でも私たちは、独り立ちしたものの孤独を感じていたり、一人で立っているようで人を支配していたり、人に迷惑をかけていたり、そんな時一見自立しているようで内面に依存心を抱えている事は多々あります。

子どもの自立を願いながら、大人として本当に自立しているのかどうか、何を基準に振り返ると良いのでしょうか。

GRACE WORKSでは、あなたがあなたらしく生きる事が出来ている事を健全な自立と捉えサポートしています。

あなたがあなたらしく生きているってどういう事かそのステップをお伝えすると

・自分で考える事が出来る

・自分の好き嫌いが分かる

・自分で選択する事が出来る

・自分で体験しその体験に責任を持つ事が出来る

この過程を通し、

あなたの中の「自分軸」をしっかりと養っていく事をしています。

これはわがままとか自分勝手な人ではなく周りの人と自然に協調する気持ちが養われます。なぜなら自分軸を生きていると無理がありません。犠牲がありません。自分らしさを追求しているわけですから創造的に幸せに生きる事が出来ます。

 

さて、「アカウンタビリティ」とは、自分で選択した事に責任を持つ事を言います。

辞書でアカウンタビリティを調べると「説明責任」と表記されていますが、結果に対する説明だけでなく、選択したところから結果まで全ての過程を指します。

もっと言うと、あなたの人生はあなたの想念の現れです。あなたがあなたの人生の監督であり、脚本家であり、主演を演じています。あなたの人生はあなたが創造していると言う事に責任を持つことが出来ると人生はもっとシンプルに変化して行きます。

反対に、アカウンタビリティがない人はどのように生きているかと言うと、人生で起きてくる様々な事を人のせいにして「被害者意識」で生きています。被害者意識があると、文句や愚痴が多くなります。悪い状況や嫌な感情は他人によって生じていると思っているので、変化するためにアイディアを出したり、変化するためにパワーを使うことをしません。

でも本当はあなたの想念が人生を創造しています。

 

カウンセラー島倉

アカウンタビリティは、あなた次第で培っていく事が出来ます。

子どものアカウンタビリティを養うために、子どもの年齢に合った選択の実践をサポートしてください。自分で考え、何に興味があるのか、好きを見つけたら集中できるようサポートしてください。

この時、口出し手出しは簡単ですが、忍耐を持って接してあげてください。

親が黒子に徹した分、子どもはアカウンタビリティを養う事が出来ます!

私たち人間のエゴは、酷い出来事が生じると誰か人のせいにしたくなります。結婚生活がうまくいかないと相手のせいだったり、子どもに問題があると学校のせいだったり、収入が思うようでないのは会社や社会のせいだったり。

アカウンタビリティを持つために、あなたの思考や感情はどのような状態か観察しましょう。そして被害者意識を見つけたら、まずアカウンタビリティを持つ選択をするところから始めてみてください。