セックスレス 夫が女性として見てくれない時に

セックスレス 夫が女性として見てくれない時に

日本の夫婦のセックスレス度は先進国の中ではワーストワンと言われています。

セックスレスが問題になる夫婦と問題にならない夫婦とありますが、深刻な問題となるケースは浮気や不倫につながりやすいですし、問題にならない夫婦は病気や子どもなど多方面に問題として現れる傾向があります。

いずれにしてもセックスは夫婦のコミュニケーションの一つですから、うまく循環している夫婦の方が圧倒的に良い関係を築いていると言えるでしょう。

【Aさんのケース】

Aさんは結婚15年。子ども二人。結婚当時からAさん夫婦はセックスにあまり興味がなく、子どもを授かったのが奇跡に感じられたそうでした。大きな夫婦関係の問題はありませんでしたが、仮面夫婦の自覚はありました。ご主人は趣味に没頭、Aさんも趣味に没頭していました。Aさんはセックスに対して強い恥ずかしさと罪悪感を持っていたのでご主人とスキンシップをとるのが精一杯でした。女性らしい服装や身だしなみに気を使う事にも億劫でした。

カウンセラー島倉

Aさんのように恥ずかしさや罪悪感を持っている女性はたくさんいらっしゃいます。その場合にはセックスをすることが高い目標になてしまいますから、Aさんのようにスキンシップから始めてください。久しぶりのスキンシップは照れてしまうかもしれませんが、やってみると嬉しい気持ちが蘇りますよ。

【Bさんのケース】

結婚20年。子ども二人。Bさん夫婦は結婚当時からセックスを欠かさない夫婦です。でもBさんは正直頻繁にあるセックスを面倒くさく感じています。セックスを欠かさない夫婦でも気持ちのレベルでは仮面夫婦になってしまっている例です。女性として見てもらっているけれど、それも重荷に感じているレアなケースです。

カウンセラー島倉

Bさんのようにセックスはしているけれど、気持ちがこもらないケースの場合、本当はどうしたいのかじっくり自分の気持ちに寄り添う必要があります。セックスが嫌いじゃないけれど、毎日の疲れで心がついていかない、という人もいるでしょうし、セックスが嫌い、本当はご主人に愛がない、など様々な思いが隠れている可能性があります。

セックスのテーマを誠実に聞いてくれるカウンセラーにじっくりと寄り添ってもらいましょう。

【Cさんのケース】

結婚10年。子ども一人。妊娠が分かった時からセックスレスに陥ったCさん夫婦。妊娠時からご主人が浮気をしているのは薄々分かっていたけれど怖くて聞けなかった状態が数年続きました。子供が誕生すると子育てに忙しくセックスを何度か断っているうちに完全にセックスレスに。

ある日愛人から別れてほしいと連絡があり夫の浮気が決定的になりました。Cさんはショックと恨みと苦しみに打ちひしがれました。その後夫からも離婚をしたいと言われましたが、絶対に離婚したくなくてカウンセリングにいらっしゃいました。女性として見てもらえなくなった事に責任を感じているけれど夫に怒りや不満もたくさんありました。

セミナーに参加するうちに、感情が解放され、結婚の体制自体に執着していたこと、世間体が気になって離婚できないことに気づいていきました。時間はかかったけれど、自分を見つめ本当の幸せと真実のために最終的に離婚を決意したCさん。セックスの重要さも感じたそうですが、今はシングルマザーとして幸せに人生を楽しんでいらっしゃいます。

カウンセラー島倉

セックスレスから浮気や不倫に発展するケースはとても多いです。今時はセックスにニーズがあり浮気するのは男性だけではありませんが、セックスが大切であることを二人でコミュニケーションされていないために溝が深まってしまいます。

男性はセックスを断られるとこころを閉じてしまいます。そして妻を女性として見ることが出来なくなってしまいます。

また女性が男性の性を深く理解していない場合もあります。お互いを思いやる気持ちがあると二人の関係は深まります。

いずれにしてもCさんは幸せな離婚を選び前進したケースです。

セックスは夫婦の愛のコミュニケーションです。二人のエネルギーを循環させたり、オーガズムは深いリラックスをもたらします。

女性はセックスは面倒だけど女性としては見られたい、大切にされたいと思っているかもしれません。でも男性はセックスが出来る女性を本当に大切にするものです。男性と女性の性の違いをお互いに理解し、二人が満足するセックスを楽しめるようになるといいですね。

セックスレスでお困りの方は一人でお悩みにならず、ぜひご連絡ください。GRACE WORKSの個人セッションやセミナーでは、性やセックスについてのネガティブな感情を解放するサポートを行っています。